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梅月堂「果実のぷるぷるジェリー」

2023.06.09

みなさんこんにちは、長崎のデザイン事務所「デザインアルジュナ」よりスタッフの大坪です。
5月に入ってから急に初夏というかむしろ夏というような暑さですね。
日本の夏は湿気も多く、体力を奪うような暑さなので要注意です。
今日はそんな暑さを共に乗り越える、おいしい話題をお持ちしました!

 

「果実のぷるぷるジェリー」が今年も販売されます

今年も、長崎老舗の梅月堂さまでは夏にぴったりなゼリーを販売いたします。
その名も「果実のぷるぷるジェリー」です。
こちらの商品はお中元ギフトや、お土産向けとして昨年の夏から販売を開始しました。
フレーバーは「びわ」「れもん」「ゆうこう」「しらぬい」の4つがあるのですが、全て長崎の産地の物を使用しています。
全ての味を試食させて貰いましたが、私が一番好きな味は「ゆうこう」です。
レモンよりもさらに目が覚めるような酸っぱさで、キンキンに冷やして食べるのがオススメです!

下記より購入できますので、是非チェックしてみてくださいね!
https://baigetsudo.com/item/2519

さて、いつも通りの流れではありますが、、
弊社ではこちらのパッケージ制作をお手伝いしましたので、秘められた想いなどをお話ししたいと思います。


制約がある中でどう表現するか

こちらのパッケージを制作する上でどうしても変更できない条件がありました。
それは「ゼリーを入れる容器は既存の物を使用すること」
容器の形状は既に決まっていたため、それに合う形でパッケージを制作しなければなりませんでした。

また、バラ売りはもちろん、ギフトを想定した商品でもあるので、様々なバリエーションにも応えられるパッケージで無くてはなりません。
そこで考えたのは個別には巻紙を、セットにはさらにボックスをつけるという発想でした。
このようにすることで、共通の包材で個別にもギフトにも対応でき、かつ見栄えも良く店頭へ陳列することが可能になります。


女子心をくすぐる遊び心のスパイス

 

可愛らしいパッケージにしたいという想いはクライアントさんも私たちも同じであったので、個包装でもギフトボックスでも「かわいい」を追求した結果、こちらのパッケージが誕生しました。

巻紙にはそれぞれの果実をグラフィカルに、かつみずみずしく描き、鮮やかな原色を使用することで「パッ」と目を引く印象に。
そして、ギフトボックスにはトムソン型でそれぞれの果実の形に穴を開けて遊び心をプラスしました。
こうすることで、箱を全部引き抜かずとも、果実のイメージが視覚的につたわりますね!

パッケージの制作は見栄えはもちろんのこと、形状やコスト、組み立てや販売オペレーションなど、考えることが沢山あって難しいと感じます。
しかしそれと同時にやりがいのある分野でもあるので、今後も「良いな、すてきだな、よく出来てるな」と思うパッケージを沢山見て吸収していきたいと思います。

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