こんにちは!長崎のブランディングデザイン事務所アルジュナのササダです。
僕たちアルジュナは、ブランディングやデザインの仕事をしていますが、仕事中や仕事終わりに“誰と・どこで・何を食べるか”をとても大事にしています。
なぜなら「食の場」には、その人や土地の“らしさ”がにじみ出るから。
そして、長崎というまちには、そんな“らしさ”を語れるお店がたくさんあります。
今回は、アルジュナの社内で自然と根づいてきた「食の文化」をご紹介したいと思います。
ランチは「街の顔」を巡る時間
社内メンバーとランチに行くとき、よく足を運ぶのは以下の3〜4軒。
町中華の名店。ラーメンとチャーハンの安定感。仕事の合間に食べる炒飯は、午後の集中力のスイッチになります。
本格的なマレーシア料理を長崎で。ラクサ、ナシゴレン、カレーなど、スパイスにやられたい日はこちらへ。
讃岐うどんと定食がバランス良く選べるお店。ひと息つきたい日にぴったりのやさしい味です。
ザ・町の洋食屋。ハンバーグ、オムライス、ポークソテー…何を頼んでも、ホッとできる。
この辺りはアルジュナメンバーが「今日どこ行く?」と声をかけ合いながら自然と向かう場所。ちょっとした会話、相談、アイデアも、こういう“食べる時間”の中で生まれていきます。
県外ゲストには、共楽園の「あんかけ文化」を。
県外のクライアントさんやクリエイターが長崎に来てくれたとき、昼に案内することが多いのが、稲佐の「共楽園」。
ここは、60年以上愛され続ける老舗の町中華で、昼も夜も地元のお客さんで賑わう人気店。
その最大の目玉が「皿うどん(太麺)」です。
ここの皿うどんは、ただのパリパリ麺に餡をかけるものではなく、モチモチの太麺に甘めのそぼろ餡がたっぷり。
一般的な皿うどんとは一線を画すこのスタイルに、県外の方はたいてい驚きつつも、「あれ、クセになるかも」とハマってくれます。
もちろん、ちゃんぽんやチャーハンも抜群の安定感。
いくつか頼んでシェアするのが、アルジュナ流の共楽園ランチスタイルです。
古びた暖簾、少し年季の入った椅子、ゆるやかに流れる空気感…。
そういった“長崎の暮らしそのもの”を味わえるのも、この店の魅力だと思っています。
毎週土曜は、亀井の“洋食セレクト”からサンマルク
週末になると、亀井と「今日はどこ行く?」というのがほぼルーティン。
亀井が見つけてくるのは、ちょっとニッチでローカルな洋食屋さんが多い。
レトロな喫茶店だったり、家族経営の小さな洋食屋だったり。その店には、お皿から厨房まで愛が込められています。
ランチ後はサンマルクでコーヒーを飲みながら。
次の企画のアイデアや今後の展開など自然と話が広がる、ゆるくて濃い時間です。
夜の「おもてなしコース」は、長崎の流儀で。
県外のゲストと夜に食事をするとき、僕たちは“流れ”を大切にします。
創作和食。品がありつつ、肩ひじ張らない雰囲気。刺身に牛のカルパッチョなどはお酒がすすみます。
宝雲亭 本店 とり福
一口餃子と鶏料理の合わせ技。初めて来た人は必ず「うまっ」と声が出ます。ニラ玉とじにキモテキはオススメ。
セルパン
今も昔も変わらない昭和レトロなレストランバー。Barコーナーとレストランコーナーがあり、焼酎、日本酒、ワイン、カクテル等各種のお酒に合わせた和洋折衷のおつまみを提供していてアットホームな雰囲気のお店です。話が深まる場所。
かにや
締めに選ぶのはここ。長崎の締めといったらおにぎり。
時間が早いときには、「森山酒店」の立ち飲みからスタートすることも。
地元の人たちに囲まれながらグラスを傾ける時間は、観光じゃ味わえない“リアル長崎”です。
食べることは、関係づくりの第一歩
デザインも、ブランディングも、人との関係から始まります。
一緒に食べて笑って、「いい時間だったな」と感じられる場が、次の良い仕事につながっていく。
アルジュナの「食の文化」は、そんな想いから自然と育ってきたもの。
これからも、長崎というまちの美味しい魅力を、いろんな人と分かち合っていきたいと思っています。
「どこで、誰と、何を食べるか。」
それが、仕事を超えて記憶に残るブランディングの一歩かもしれません。
ではまた。