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デザインが辛くなった自分との向き合い方

デザインが辛くなった自分との向き合い方

こんにちは!
アートディレクターの樹世です。
最近は、デザインのイベントなどに出向くと
専門学校などで出会った学生さんと再会することがしばしば。
卒業後、デザイナーのプロとして活躍する学生さんに「がんばれ!」と
いつも応援したくなります。
様々な経験をしていく中で「自信が無い」「向いてない」「辞めたい」
などと思う時が来るかもしれません。
そんなときふと思い出し、元気にがんばってほしいなと思って
「デザインが辛くなった自分との向き合い方」を箇条書きにしてみました。

 

「デザインが辛くなった自分との向き合い方90カ条」

1.デザイナーになるぞと心に誓った日の自分を思い出す

2.デザイナーになれた日の喜びを思い出す

3.デザイナーをやめた自分の姿を思い描く

4.デザインを待ってくれているお客さんのことを思ってみる

5.仕事をもらって来てくれた人のことを思う

6.いちばん気にいっている自分のデザインを眺めてみる

7.そのときの気持ちを思い出す

8.その仕事のために行った場所、会った人、話した内容、嬉しかったこと、その日々を細かく思い出してみる

9.身近な人に聞いてもらう

10.いっぱい休んで、好きなことをすきなだけやってみる

11.音楽でも聴きながら電車に乗ってみる

12.めちゃくちゃ遠くに旅行にいってみる

13.やったことないことをやってみる

14.思い切ったファッションに身を固めてみる

15.髪型を変えてみる

16.お酒をたらふく飲んでみる

17.美味しいものをたべまくる

18.漫画をよみまくる

19.デートをしてみる

20.キャンプにでかけてみる

21.釣りをやってみる

22.ドライブしてみる

23.海を見にいく

24.山に登る

25.カラオケにいく

26.走ってみる

27.寝まくる

28.そろそろ飽きたかな

29.絵でも書いてみよう

30.ノートも新調してみよう

31.体調は完璧だ

32.仕事中の自分を写真に撮って見てみる

33.仕事仲間と飲みに行く

34.仕事仲間と仕事の話をする

35.仕事の向き合い方を考えてみる

36.仕事とデザインを切り離して考えていないだろうか

37.デザインと遊びはひとつに繋がっているのに

38.仕事とデザインが離ればなれ

39.楽しいはずのデザインが、なぜ楽しくないのか

40.それは、楽しむことを忘れているから

41.ひとつの作品ができあがる直前のワクワクを思い出す

42.創作の楽しさを思い出す

43.アイデアやひらめきにワクワクする

44.クリエイティブジャンプで大きく飛べたときの嬉しさ

45.人にみせたときの驚き

46.そんな小さな頃から感じていた楽しさを忘れていないか

47.今はどうだろう

48.褒められなくなっている

49.心配されなくなっている

50.励まされたり、怒られたりもしない

51.上手くできることが当たり前になっている

52.なぜかというと

53.何もできなかった自分が、今では色んな事ができるようになっているから

54.どんどん出来るようになってきたから、どんどん難しいことを任される

55.難しいことに取り組んできたから、さらにレベルの高いものを期待される

56.ひとつの案件をひとりでこなせるようになっている

57.良いものを作れると期待してもらっている

58.それはあなたが一人前になった証拠

59.毎日毎日同じ道を歩き

60.仕事場と家を行ったり来たり

61.僕は何をやっているのだろう、となんか思わなくていい

62.家と仕事場の道のりをどれだけ歩いてきたかイメージしよう

63.その距離が、あなたの誇り

64.毎日できあがるデザイン

65.それを並べて、眺めてみよう

66.すごい数だ

67.これだけの仕事、これだけの時間を一生懸命取り組んできた

68.前を見ると不安になる未来。

69.でも振り返ってみたら、あなたには沢山の軌跡がある

70.沢山のお客さんにデザインをお願いされた

71.あなたの会社に利益をもたらした

72.お客さんの会社に利益をもたらした

73.あなたの作ったデザインがどこかで誰かをしあわせにしている

74.あなたの好きな人が、あなたの作ったデザインを大事にしている

75.あなたのアイデアが、だれかを楽しくさせている

76.デザインの語源を調べてみよう

77.「計画」「プロセス」みたいなことが必ず書いてある

78.答えではなく、解をもとめるためのプロセス、それがデザイン

79.あなたの一日は全てデザイン

80.起きてから寝るまでデザイン

81.夢を見ててもデザイン

82.食べるのもデザイン

83.歩いててもデザイン

84.おしゃべりもデザイン

85.発見がないものなどひとつも無い

86.そうだと感じたら

87.あなたは一生デザインを辞めることはない

88.デザイナーは肩書きではなく

89.生き方そのもの

90.その言葉を、新しいノートに書いてみよう

 

 

これは私が四半世紀デザイナーをやってきた中で
大切なひとたちに教えてもらった、私の物語です。

ではまたお会いしましょう
樹世