どうも!アルジュナ広報野田です!
最近ずっとおすすめのホームページをテーマにブログを書いてますが、
いやーこれずっとやりたかった題材で、普段ディレクターとして沢山ホームページを観る機会が多いのでそこで感じたことや分析した内容をアウトプットしたかったんです👍️
世のディレクター&ウェブデザイナーさんの少しでも参考になると嬉しいです!
ということで今回のテーマは「和」
ウェブサイトは基本、横書きです。
昔は和のテイストとの相性はそこまで良いとはいえませんでした
しかし!ここ最近は環境が整ってきて様々な和の表現の敷居が下がってきました。
そんな素敵な和の表現をしているサイトを集めてみました。
左スクロール!色鮮やかな和デザインのホームページ

河馬印本舗
https://kabajirushi-honpo.jp/
最初に紹介するのはこちら。
かわいいカバのロゴマークから始まるファーストビュー
ユニークなのはスクロールが右から左に流れること。
横スクロールだけでも珍しいのですが、
横スクロールはホームページの場合、左から右に流れます。
そこを書籍のように右から左にスクロールさせるあたりに和へのこだわりを感じます。
縦書きと横書きを適宜使い分けて描かれるデザインはとても素敵です。
フォントはGooglefonntoのShippori Minchoを使用してます。
素晴らしい世界観が光る、昭和レトロなホームページ

グランドパレス広前
https://grandpalace-hirosaki.jp/
つづいてはちょっと変わった和のテイスト。
昭和レトロがたまらないホームページ。
あえて低下像度のイラストを使用したりと細やかな演出が素晴らしい。
https://goodoldhotel.com/
様々なお店の複合施設みたいで泊まれるスナックていうのもやばい!いきたい!

https://grandpalace-hirosaki.jp/cafe_theatre/
下層ページ毎にしっかりイラストが描き込まれていて世界観を見事に表現しています。
素晴らしいクリエイティブディレクターの意匠を感じるホームページです。
商品の魅力や印象を最大限伝えている和のホームページ

ふわふわと漂う黒い球体とキャッチコピーというシンプルですがインパクトのあるファーストビュー
商品である「くろ玉」を印象づける手法としては非常に有効だと感じました。
どうしてもキレイに撮った商品写真をファーストビューに置きがちですがこういった思い切りのいい方法もブランドイメージを訴求し印象づけるにはかなり良いと思います。
そしてセカンドビューではしっかりと商品を観せていく展開もいいですね。
フィロソフィーから横スクロールから縦スクロールに転調するので単調にならず読み進められる構成も素晴らしい。作り的にはシングルページかもしれませんが、ここまで構成にリズムがあるとページ遷移がないだけで別のページを見ている気分になりますね。
圧倒的東洋の世界観のホームページ
インディゴ白書
https://45r.jp/ja/indigo-hakusho/
巻物からはじまる物語。
ブランディングサイトとして圧倒的な存在感があります。
スクロールの度に奥へ奥へと進んでいく構成も没入感がある(どうやってコーディングしているんだろう)

昔と現代を行き来するようなページも飽きさせず、商品ですらイラストで表現するこだわり。
膨大なコンテンツ量ですが、最後まで手抜きせず描き切る素晴らしい仕事だと感じました。
ロケーションと写真のクオリティが素晴らしいペット霊園のホームページ
宝珠の間
https://henson583.com/noukotsudo/
高野山という圧倒的ロケーションと写真のクオリティが相まって神々しさを感じる。
普通のサイトではこんな写真撮れないですよ。
僕も犬を飼ってますが、日に日に家族として絆が深まっています。
そうしたペットの最後を送る場所を探している人にとってグッと刺さるサイトだと思います。
ペットの納骨堂に限らず、霊園や斎場のホームページは構成やコンテンツの扱いに神経を使いますが、素晴らしいバランス感覚でつくられていて参考になります。
日本酒好きにはたまらない。透明感のある和のホームページ

嘉宝|菊正宗
https://www.kikumasamune.co.jp/products/kaho/
僕、すごく日本酒好きなんですが、このファーストビューは刺さります。
初めて美味しい日本酒飲んだときに感じた純粋で透き通った美味しさが表現されていて、たまらないです。
サードビューからダークテイストに転調するのも飽きさせない演出。
日本酒だけではなく、アテも構成の中に含めるあたりが巧みだなぁ。
スクロールの度に飲みに行きたくなる。
サイト全体を通りて銀とグレーの中間のような白を認識できるギリギリの色を調整しているとても繊細なデザインも日本酒の純粋で繊細な味を表現していると感じます。
ポップでレトロな和のホームページ
もちもちきもち研究所
https://jp.marugame.com/mochi-mochi-lab/
和のデザインといえば、侘び寂びのような凛としたイメージがありますが、こちらのサイトはポップな和のデザインです。
昔のお菓子のパッケージに描かれているようなイラストが、和のイメージを演出しています。
背景にも薄っすらと和紙のようなテクスチャが貼られてたりと細かなあしらいも素晴らしい。

縦に長いページはユーザーを飽きさせない演出が大事ですが、こちらの演出も面白い。
スクロールで広がる「もちもちの秘密」に勢いがあり離脱率を下げる効果が期待できそう。
今回は和のデザインをあつめてみました!
いかがでしたでしょうか!
和のデザインの引き出しって意識的に増やさないといざというときに困りますよね笑
こうして集めてみると、凛とした和もあれば昭和レトロやポップな和もあったりと多様な和のテイストがあり勉強になりました👍️