どうも!アルジュナ広報野田です!
ウェブサイトのデザインを勉強する時に、他の優れたサイトのデザインを参考にしたりすることも多いと思います。
様々な分野のウェブサイトがありますが、その中でも特にハイクオリティなウェブサイトが溢れている業界があります。
それは「住宅・不動産業界」です。
僕の仮説ですが、おそらく家や土地を買おうと検討している人が昔よりもインターネットで情報収集する人が増え、相対的にWebサイトに投下する予算が増えていることが理由じゃないかと思います。
予算が増えれば、それだけ良い制作会社、カメラマンやイラストレーターなどキャスティングするチームの幅も広がり結果的にサイトのクオリティが上がることも頷けるわけです。
今日はそんなWebデザインが熱い住宅会社のウェブサイトについてまとめていきたいと思います。
陽だまり感じる住宅会社のウェブサイト

はだしの家
https://hadashinoie.co.jp/
まず、最初に紹介するのはこちらのサイト。
インパクトのあるビジュアルにシンプルなキャッチコピーが映えます。
また、ユニークな演出としては、写真が表示される際に上から下への柔らかいフェードインが陽が差し込むような雰囲気を醸し出していてサイトの雰囲気とすごく合ってます。
サイト全体を通じて、ミニマルなデザインながらも陽を連想させる暖色の背景色やそよ風を感じさせる罫線の使い方など、一貫した世界観が素敵なサイトです。
多彩な情報を見やすく素敵に整理している住宅会社のウェブサイト

幸保工務店
https://www.yukiyasu.co.jp/
先程の一枚絵のビジュアルとは打って変わって、ファーストビューで沢山の写真をつかったレイアウトをしているサイトです。
右側は複数のサイトをゆっくりとスクロールで魅せ、左側ではページを捲るようなスライドを実装しています。さらに左のスライドでは変更時に背景色がフワッと変わる演出もしておりかなり凝った演出です。

一般的には整列させるだけのレイアウトが多い施工事例ページの表示が階段状になってるのもユニークですね。

問合せページで左側の電話連絡先が追従するギミックも初めてみました。
フォーム入力がめんどくさくなった人への離脱防止に有効的ですね。素晴らしい。
タグの魅せ方にワザアリ!ユニークな不動産メディアサイト
みんなの暮らし方不動産
https://min-kura.com/
まず、家ではなく暮らし方を売るみたいなコンセプトがいいですよね笑
さらに「みんくら」とサービス名を分かりやすく語感の良いフレーズに変換しているのも上手い。
事例はマウスオーバーで文字と背景色と写真の形が変わってとても可愛い。
さらにタグが説明文を成しているのは発明だと思う。画期的だ!と一人で唸ってしまった笑
https://min-kura.com/archives/005/
物件詳細ページもしっかり取材やインタビューを行っており、とても愛の感じるサイトだなーと思いました。
ピクチャーインピクチャーがユニークな住宅会社のウェブサイト
小田急ハウジング
https://www.odakyuhousing.co.jp/
スマホの画面で画面の中で更に画面を開くことを「ピクチャーインピクチャー」といいますが、それに近い演出をしているのがこちらのサイト。
ふたつの写真を使うことで通常では伝えられない2コママンガのような使い方が可能になります。面白い演出!こんな感じで町並みをバックにスタッフを配置することで左側のコピーに親和性の高いイメージを訴求することができます。うーん面白い手法だなー。
おもちゃ箱のような不動産サービスのウェブサイト
ワンダー
https://wander.co.jp/
これはテンションの上がるサイトですねー
まるでおもちゃ箱のように面白いデザインやギミックが詰め込まれています。

今日のおすすめは追従してきたと思えばカテゴリが上から降ってきたり

今日のタグはひっちゃかめっちゃか笑
特集もマニアックなテーマばかりでアングラ魂を感じます。
こういった昔よくあったニッチな雑誌みたいなメディアが増えるのは個人的にとても嬉しいです。
ということでもうひとつユニークな不動産メディアサイトを紹介

KYOTO Dig Home PROJECT
https://akiya.city.kyoto.lg.jp/dighome/
レコードを探すように不動産をdigるというコンセプトが伝わる人に伝わればいいや!みたいなファーストビューがいい笑
空き家を探すことが良いレコードを探すみたいなCOOLなイメージに変換しているところは見た目のデザインだけではなく前段階のコンセプトのデザイン設計の巧みさを感じます。
コンテンツの企画も面白くて、とても優秀なプランナーの影を感じます笑
ここまでぶっ飛んだサイトなのに、行政と連携しているのもすごい。このイメージを企画で伝えて、説得するのはすごく大変だったんじゃないだろうか。
コンセプトが素敵な空き家のつづきをつくる会社のウェブサイト
最後に紹介するのは、空き家を活用する会社のウェブサイトです。
まず会社のネーミングが良いですよね、開宅舎と開拓者がかかっていて素敵。
とてもコンセプチュアルなサイトで「つづきをつくる」というコピーが理念的な要素になっており、サイト全体がその言葉を軸に作られています。
https://kaitaksha.com/house/
こちらのページではひとつひとつの空き家の物語を語っており、
https://kaitaksha.com/sawada/
このページでは暮らしのつづきを語り
https://kaitaksha.com/kamo/
こっちは風景のつづき。
断片的になりがちなコンテンツを「つづく」という連続的なコンセプトで一貫性を持たせているサイトであり、クライアントの想いと制作者の表現力が組み合わさった素晴らしいサイトだなと思いました。
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さて!今回の優れたウェブサイトまとめいかがでしたでしょうか!
今後もいろんなジャンルの優れたウェブサイトをディグって良さをお伝えしていきますのでお楽しみに!👍️