長崎ヴェルカ ロゴデザイン

1.シンボルマーク…長崎県のあらゆるシーンで使われている鳥の形を総じて表現し、「ヴェルカ・バード」と名付けた。
ヴェルカ・バードは、右・左・180°回転のどの向きでも鳥の動作として視認でき、さらに頭文字の「V」+語尾の「A」を判読性の高い形で表現している。
「上昇志向」「躍動感」「革新性」を想起させる右上がりの曲線で整えた。

2.ロゴタイプ…「強さ」をイメージした太いライン、そしてヴェルカ・バードの正三角形のフォルムと同様の30°のラインに統一。Eは3本ラインで表現し、グッズ等でも自由度の高いデザインに落とし込めるよう工夫した。また、VELCAの5文字を分解したパターン展開も策定。様々なメディアに使用でき、新たな価値をサポーターと共に生み出していける、汎用性の高いデザインシステムを考案した。

3.ヴェルカ・バード
平和の象徴「鳩」を始め、県の地形を模った鶴やオシドリのシンボルなど長崎では「鳥」がモチーフとして扱われやすい。鳥には多種多様な特性があるため、特定の科目に限定すると、「スピード感」「獰猛さ」「協調性」など多くの特徴を一介に表現しづらい。そのため、敢えて「鳥」と総じて「ヴェルカ・バード」をシンボル化することとした。