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ロゴデザインで得た教訓vol.2

ロゴデザインで得た教訓vol.2

みなさんこんにちは、
長崎のデザイン事務所「デザインアルジュナ」のスタッフ宮﨑です。

今回のブログは、
前回のブログ「ロゴから得た教訓vol.1」

https://arjuna.jp/2024/01/19/%e3%83%ad%e3%82%b4%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%a7%e5%be%97%e3%81%9f%e6%95%99%e8%a8%93/

に引き続きロゴデザイン制作で僕なりに苦労したこととそこから得た教訓をさらにお話しします。

 

⚫︎ロゴ制作の脱出ゲーム

それでは、ロゴの案件を進める中で
ロゴ制作の脱出ゲームに迷い込んだときの思い出話をしますね。

垢抜けない、芋っぽいのがどうしてもなくならない。
どんなに整えても整えても、形にならない。
そんなことが一生続くようなときがあります。
悩みだけが蓄積されていって、ただ重たい。
自分が何を表現しているのかさえ分からなくなって迷宮入りすることになる。
そんなとき視野も顔もサカバンバスピス(絶滅した古代魚)になってる気がします。

https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%94%E3%82%B9&ei=UTF-8&x=nl

もっと視野を広げて広げて過去や未来を見渡すつもりでいないといけない。
形を整える前に、表現しているものが何なのかの深掘りをすることで出口につながるヒントが見つかるように感じます。

 

 

⚫︎脱出の糸口を探せ!

例えば、「雷を表現する!」となった時に
雷ってギザギザで表現されることが多いな。なんで雷って真っ直ぐじゃなくてギザギザなんだろう?と疑問が出ます。

 

そこで調べると、雷は落ちる時にどこに落ちるか彷徨いながら落ちているそうです。
迷い悩みながらも目的の場所に行きつこうとする情熱がクライアントの事業にリンクしているなと感じました。

そうしたヒントを下に
「よし!雷の速さに加えて、斜めの角度は2つくらいに絞って線は力強く落ちるように表現しよう。」
など思いもよらない制作のヒントが降りてくることがあります。

 

あとは「このロゴはどこでどう使われるか?」を想定していると形の表現が定まっていきます。
商品に小さく印字するような場合は、鋭角すぎる箇所は角度を緩やかにした方が良いなど、
具体的な方法が思い浮かぶようになります。

ただ整えようとしていると迷路に迷い込んでしまうので
常に脱出のヒントがないか調べることを大事にしています。

 

 

⚫︎助言を求める

 

大先輩に「これどうしたらいいか分からないです」と投げかけるのも大切です。しかし、いろいろとやってみてから、
「こうした方がいいと思ってやってみたんですが、なかなかうまくいかなくて何かいい方法はありませんか?」ともう一歩踏み込んで
「考えた末の問い」にならないといけないなと思う時があります。
脳味噌が2つあるのに1つは死んで機能していない状態。よくない!

 

 

⚫︎苦労した後のビール一杯のために

 

何を考えてデザインをしているのか、何も考えないでデザインしているんじゃないか。自分はこれを生み出す資格があるのか。
自問自答してみると冷や汗が出てくることがあります。
そんな冷や汗をかいて気づいて「やってやるぞ!」という気合いに繋がれば最高です。
考えて考えて、「いいんじゃん!」となった感動を何度か味わうと、どんなに辛い過酷な道でも「大丈夫!出口は必ずある」そう思えます。
マラソンと一緒かもしれない…今年はフルマラソン走るという目標も立てましたので、その目標と並行してデザイン力アップのために精進してまいります。